くらし・手続き
地球温暖化対策
秩父別町地域マイクログリッド構築事業
秩父別温泉周辺エリアの陸上競技場跡地に太陽光発電設備と蓄電池、受変電設備等を整備し、自営線で9つの公共施設等と結ぶことにより地域マイクログリッドを構築します。
これにより、平時においてはエリア内の公共施設等の電力の一部を生み出された再生可能エネルギーの地産地消により賄うことで、固定価格買取制度(FIT)に依存することなく、エネルギー資金の域内循環とゼロカーボンシティの推進を図ります。
また、大規模停電時においては電力会社等とつながっている送配電ネットワークから切り離してマイクログリッドエリア内の指定避難所などへの電力供給が可能となるほか、エリア内の電気自動車(EV)充電設備とEVを組み合わせて移動可能な電源とし、エリア外にある役場庁舎などの防災拠点や避難所への電力供給が可能になり、地域のレジリエンス強化を図ります。
用語説明
・地域マイクログリッド~平常時には再生可能エネルギーを効率よく利用し、非常時には送配電ネットワークから独立し、エリア内でエネルギーの自給自足を行う送配電の仕組み。
・秩父別温泉周辺エリア~秩父別町防災計画で指定避難所となっている秩父別温泉、交流会館、ファミリースポーツセンターをはじめとした多数の公共施設が密集し、町の観光、交流、防災等の拠点として重要なエリア。
・レジリエンス~レジリエンス(resilience)とは、「回復力」「弾性(しなやかさ)」を意味する英単語。比較的最近になり、防災分野や環境分野で想定外の事態に対し社会や組織が機能を速やかに回復する強靭さを意味する用語として使われるようになった概念。
事業概要
・実施場所 北海道雨竜郡秩父別町字秩父別2085番地 旧町営陸上競技場跡地
・対象施設 秩父別温泉、交流会館、ファミリースポーツセンター、ふるさと特産物展示館、さわやかトイレ、ふれあいプラザ、開基百年記念塔、図書館、農産物加工センター
・主要設備
太陽電池 出力510W×992枚=505.92kW
太陽電池用パワーコンディショナ 出力50kW×8台=400kW
蓄電池 NAS®電池1基、出力200kW、容量1,200kWh
※日本ガイシ株式会社から企業版ふるさと納税により寄附
受変電設備、自営線、フェンス 等
事業概要図
配置図
事業スケジュール
令和4年度 実施設計
令和5年度 第1期工事
令和6年度 第2期工事(令和7年1月完成予定)
企業版ふるさと納税の募集
本町の取り組みへご賛同いただける企業の皆様からの寄附を随時募集しておりますので、次のページをご確認ください。
- お問合せ先
- 企画課企画・まちづくり係
電話番号 0164-33-2111(代表)